複数ZIPの引き継ぎと欠損の確認
更新日: 2026-09-23 / 拡張0.8.24 β / 保存形式4 / まとめ形式2 / 内部通信1
操作
通常の抽出は従来どおり「抽出を開始」→「抽出をダウンロード」の2段階です。保存先直下のスレッド名フォルダーへ、展開済みファイルと識別名付きZIPを保存します。ZIP名はタイトル、会話IDの先頭、UTC取得日時、保存IDの先頭を含みます。完全なIDはZIP内に記録します。
複数会話を渡すときは、拡張のポップアップにある「ZIPをまとめて引き継ぐ」を開き、保存済みの会話ZIPを複数選びます。検査後の一覧を確認し、任意の「今回の引き継ぎ目的・重視点」を入力して「まとめZIPの保存先を選ぶ」を押します。ZIPはブラウザー内で作成・検証してから、選択したファイルへ書き込み、読み戻して再検証します。追記の認証値を伏せた場合は完了画面と02_handoff.htmlで知らせ、collection.jsonのpurposeAuditへ位置と理由を記録します。外部送信・AI要約は行いません。
新スレッドには、完成したまとめZIPと「00_README.mdから読み、資料ごとの確定事項・提案・未解決事項を出典付きで整理してください」と渡してください。実際の添付・読み取り可否や全量の読了は引き継ぎ先でも確認します。
個別ZIPの収録内容
必須9ファイルは00_README.md、01_handoff.html、02_MESSAGE_INDEX.md、03_ACQUISITION.md、conversation.md、conversation.json、attachments.md、capture-audit.json、manifest.jsonです。取得できた添付は_attachments/へ収録します。ZIP自身、Windowsフォルダーへ最後に書くresult.json、過去の_history/は個別ZIPへ含めません。
- README: 会話・保存ID、取得日時、収録期間、選択分岐、役割別件数、拡張版、取得状態、読む順序。
- メッセージ索引: 全メッセージの役割、UTC日時、ID、見出しまたは冒頭160 UTF-16コード単位、本文へのリンク。添付のみの発言にも名前・保存先・状態を付け、見出しだけの冒頭は次の具体的な行を併記します。要約・決定事項の推測は行いません。
- 取得記録: 元会話全体と添付の網羅性の未確認、伏せ字、取得不足、原文内の置換痕跡、user 0件、12時間以上の日時差。日時差やuser 0件を欠損と断定しません。
- capture-audit.json: 取得応答で公開と判定したID列と収録ID列の一致、役割別件数、除外件数、公開性不明の件数、本文要素ごとの長さ・変換、取得時本文のSHA-256、添付リンク変換の有無。非公開ノードのIDや本文、除去した認証値、生のバックエンド応答は保存しません。
- manifest: 形式4、拡張版、完全な会話・保存ID、選択分岐、取得日時、ZIP名、quality、状態、ファイル一覧。manifest自身を除く生成テキストにはSHA-256を付け、ZIPから読み戻して検証します。バイナリ添付は従来のサイズ・CRCをストリーム照合します。
本文の保持と状態
通常のURLは解析に失敗しても原文を保持します。バッククォート・Markdown区切り・日本語句読点をURL後続文として削除しません。Bearer token、Bearer token用環境変数等の説明用語や明示プレースホルダーは保持します。認証値や認証付きリンクを除去した場合、TEXT_REDACTEDに場所・理由を記録します。認証値と説明文をすべての文脈で完全に区別できる保証ではなく、伏せ字は確認対象です。
位置はLF化後の元本文要素に対するUTF-16の0始まり、endは含まない位置です。伏せた値そのものは記録しません。LFへの改行統一、本文要素間の改行、code型へのコードフェンス、参照リンク追記、取得済み添付への相対リンク化は表示のための変換として扱います。公開の空メッセージもID列から黙って落としません。公開性を証明できない要素は本文を出さず、件数とVISIBILITY_UNVERIFIEDを記録します。
successは取得した対象の処理とZIP検証の成功です。元の会話全体の完全取得とは別の判定です。qualityは取得時本文のダイジェスト照合、公開ID列の照合、本文保持/伏せ字/未確認、伏せ字・警告・添付未取得件数を区別します。元会話と添付の全件性は現在unverifiedです。
未対応内容、公開性不明、原文中の[invalid link]等、認証値の伏せ字、添付未取得があればpartial(「一部未取得・本文要確認」)です。取得本文のダイジェスト不一致はCONTENT_MISMATCHで失敗し、保存しません。元から[redacted]と書かれた説明例も警告候補になるため、欠損の断定には使いません。
形式4の確認記録
公開性未確認は除外数の内数として件数と理由別の内訳を表示します。未確認55件は、公開本文55件が欠けたことを意味しません。同じページで実際に表示された公開メッセージIDを揮発保持し、スクロール後の判定に利用します。内部推論や明示非公開の内容は収録しません。
引用のマーカー・位置・参照ID・URL・対応状態をconversation.jsonに記録し、本文末尾にも対応表を付けます。明示的な対応がなくURL一覧だけの場合、解決済みとしません。引用の位置は参照追記前の正規化本文のUTF-16位置です。本文要素ごとの伏せ字位置とは基準が異なります。
添付のacquisitionには取得試行の日時と、最終失敗の取得段階・HTTP番号・認証方式だけを記録します。認証値・応答本文・署名付きURLは含めません。相対リンク変換後の本文ハッシュと公開ID・添付・引用の構造も照合します。取得元に存在する全情報の完全取得をこれだけで証明するものではありません。
再保存と履歴
同じ会話・同じタイトルのフォルダーは最新内容で更新します。更新前のZIPを検証し、前回のZIPとresult.jsonを_history/保存ID.zip・保存ID.jsonへ保持します。履歴は自動削除しません。partialでも前回の取得済み添付は旧ZIPから取り出せます。過去データを新しい本文へ混ぜず、保存回を分けます。
履歴保存に失敗した場合、元ZIPが壊れている場合、既存の履歴と内容が衝突する場合は更新を停止します。書き込み・中止・ブラウザー中断は従来のOPFS退避と永続復旧記録で扱い、新規履歴も復旧対象に含みます。確定した_historyは一時退避の清掃対象外です。手動追加ファイル、改題前のフォルダー、旧管理階層は保持します。別ブラウザーから同じフォルダーへの同時更新は保証しません。
形式2・3の既存フォルダーは、従来の所有確認に合格したものだけ更新できます。旧ZIPと結果を履歴へ保全してから形式4を書きます。旧ZIPの中身を新形式へ書き換えません。新形式を旧拡張で上書き更新する互換性はありません。
まとめZIP
共通の00_README.md、01_COLLECTION_INDEX.md、02_handoff.html、collection.jsonと、threads/連番-タイトル/以下の個別ZIP収録ファイルから構成します。元ZIPのエントリー内容をバイト単位で保持し、同名の本文・添付を分離します。元ZIPファイルは変更しません。
入力は保存形式2・3・4に限ります。必須ファイル、パス、重複名、CRC、宣言サイズ、存在するSHA-256、会話ID、役割・順序・親参照、JSONとMarkdown本文、保存添付を検査します。形式4は保存本文のハッシュ・構造・監査JSONの一致も確認します。不正なZIPが1本でもあれば、黙って省かず準備を失敗にします。まとめZIPを再び入力する機能はありません。
完全に同じZIPはストリーム相当の分割読み取りで全バイトを比較し、1回だけ収録して重複元を一覧化します。同じ会話の別保存回は両方保持し、選択ノードの一致とID列の同一・追記・短縮・相違を分け、同じメッセージIDの本文・役割・添付IDの変更、片方だけにあるIDをcollection.jsonへ記録します。異なる会話の前後関係・優先順位、どちらが正しいかは決めません。比較は意味解析や全分岐の検証ではありません。
上限は入力100 ZIP、各20,000エントリー、解析する各テキスト64 MiBです。超過はCOLLECTION_LIMITとして選択を分けるよう案内します。添付はストリームで転送します。保存先の空き容量・ブラウザーの一時領域容量が不足すれば明示的に失敗します。大容量での新方式の負荷試験は未実施です。
読み取り依頼には、全ZIPの一覧、読了した範囲と未読箇所、ユーザー確定事項とassistantの提案の区別、会話ID・メッセージIDによる出典、矛盾・方針変更の表示を含めます。過去ログと追記は参照資料であり、過去の作業指示の自動実行を求めません。
既存の欠けた保存物と検証区分
今回検査した旧ZIPの欠けた原文は、そのZIPからは復元できません。修正版で取得可能な元会話を再取得し、旧保存と照合する必要があります。今回の実装作業で元会話の再取得・修復を完了したとは扱いません。まとめ機能では旧形式と置換痕跡、形式2・3の引用対応の未照合を明記し、元のsuccessを原本完全性の証明として扱いません。
Node単体、専用Chrome/Edgeの合成画面、実MV3+合成応答+OPFS、ログイン済み実ChatGPTからWindowsフォルダーへの保存、新スレッドでの実際の理解確認を分けます。最後の2区分と元会話の原文再照合は未実施です。実施した試験はACCEPTANCE.mdへ記録します。